更新日 2022年4月24日
こんなウサギマーク見たことありますか?
「リーピングバニー」ロゴ(飛び跳ねるウサギのロゴ)と呼ばれていて、化粧品の動物実験廃止を推進する目的で、北米に生まれたCoalition for Consumer Information on Cosmeticsが 協会に申請し、かつ基準を満たした化粧品ブランドに与える「クルエルティ・フリー」認定の世界的なロゴとなっています。
⇒リンクはこちら。 https://crueltyfreeinternational.org/go-cruelty-free-leaping-bunny
このロゴはさておき、「このブランドはクルエルティ・フリーですか?」というのは、30代以下の欧米人が本当によくする質問です。
動物由来成分不使用であることに加え、化粧品会社の開発・製造の過程で、一切の動物実験を行っていないことが「クルエルティ・フリー」の定義です。
欧州では輸入化粧品を含め、化粧品完成品の動物実験は法律で禁止されています。
「クルエルティ・フリー」の動きは、それを化粧品製造会社から、その取引先の原料開発にまでさらに遡ってチェックすること、また、世界中のどこでも行っていないこと、と地理的領域も広げた定義をしています。
例えば、中国では、2021年の法律変更で緩和されたものの、未だに一部化粧品に中国本土で営業活動をする場合の動物実験が適用されているため、「中国本土で店舗営業をしているブランドはすでにクルエルティ・フリーとは言えない。」、という世論となっています。
10-20代に人気のドラッグチェーン、スーパードラッグではすでに、メイク、スキンケアの多数のブランドがクルエルティ・フリー表示をしています。 リーピングバニーロゴと同様の独自ロゴを使った表示が見られます。 やっぱり、うさぎちゃんなんですよ、それも。 (写真はスーパードラッグ店内)
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